こんにちは ひさひろ です。
介護の仕事をしていて、自分の職場でしていること、これで本当に良いのだろうか?
と考えることがあるかと思います。
例えば、介護スタッフが、ご利用者様にきつい口調で話している時。
できることは、やってもらわないと! と言っている。
それって、本当に正しいの?
『その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう・・・』
介護保険法 第一条
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=409AC0000000123
1997年に介護保険法が成立し、2000年に施行されました。
この介護保険法が施行された時、この『自立した』という言葉が注目されました。
介護って、高齢者のために、お手伝いするものではないの?
と、思われたかもしれません。
しかし、できることは、自分でしてもらわなくてはならない!
○○さん、自分でできることは自分でしてください。
車椅子自分で押せるでしょ!
ただ、こんな様子が自立支援と思われてしまうことがあります。
もともと、介護保険の自立支援も、その方の尊厳を保持し・・・と言われていたのですが、
自立支援という言葉が、間違った解釈で、一人歩きしてしまったようです。
2022年 自立支援のスタンダードは?
2000年に介護保険が施行されて、今は22年が経過しています
自立支援を考えた時に、その方の今までの生活を知ることが大切です。
例えば、もともと専業主婦をされていて、
お料理が得意で、とても好きだったとします。
○○さん お料理とても上手だったようですね?
お料理する時は、やっぱり立ってできたら、やりやすいですよね?
今度、息子様がきた時に、手料理を出せるようにしましょうよ!
そうね。お料理したいわ。やっぱり立てた方がいいわね!
このような気持ちを作ることが大切なんです!
まとめ
今、介護施設で働いている方も、介護の仕事をしていて、
自分が目指していた介護とは違うと思うことがあるかと思います。
その施設には、その施設の文化ができてしまっています。
その文化を変えていくのは、一個人としては、とても難しいことです。
それができない、施設は働くべきではないです。
その施設は、淘汰されて良いと思います。
介護を始めようと思った時の、優しい気持ちを大切にしてください。
それを否定されるような、施設なら、離れてください。
世界が広がるはずです。
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